膣錠
対象
対象：再発性細菌性膣炎の女性（平均：約33歳）
乳酸菌：L.rhamnosus/ L. gassers
投与期間：
Group 1: 10日間（短期投与群）
Group 2: 20日間＋週１回４ヶ月間（長期投与群）
抗生剤：クリンダマイシン＋フラジール
症例数：Group 1 (10例）、Group 2（11例）
結果
治癒率 (cure rate): Month 6 and 12
Group 1: 50% and 50%
Group 2: 67% and 67%
乳酸菌検出率: Screening vs. Month 1 vs. Month 5
Group 1: 0%, 90%, 63%
Group 2: 44% 100%, 100%
内服製剤
対象
再発性細菌性膣炎の女性（平均年齢：約30歳）
乳酸菌：L. reuteri/ L. rhamnosus
女性用乳酸菌（プロバイオティクス）とプラセボを４週間経口投与
両群とも、基礎治療としてチニダゾール2gを単回投与
症例数：32例/群、合計64例
治癒率
乳酸菌群：87.5%、プラセボ群：50.0% (p<0.001)
Nugentスコア正常化率
乳酸菌群：75.0%、プラセボ群：34.4% (p<0.011)
(Martinez, et al. Can J Microbiol 2009;55:133-138)
Cochrane Library Review
The effects of antimicrobial therapy on bacterial vaginosis in non-pregnant women (08 July 2009)
以下に著者の結論を翻訳引用します。
クリンダマイシン、経口メトロニダゾール及び経口 / 膣内投与乳酸菌錠剤は、細菌性膣症に効果的であった。過酸化水素含有膣洗浄液及びスルファジアジンクリームは、効果がなかった。メトロニダゾールでは、金属性の味覚、悪心、嘔吐が観察された。